参考
JFSおよびJFS2の考慮事項
JFS2ファイル・システムにOracle Databaseログを置いている場合、agblksize=512オプションを使用してファイル・システムを作成し、cioオプションでこれをマウントすると最適な構成となります。これによって、ロギング・パフォーマンスがRAWデバイスのパフォーマンスの数パーセント以内に抑えられます。
Oracle Database 10gより前のバージョンでは、JFS/JFS2においてファイル・レベルでダイレクトI/OおよびコンカレントI/Oを有効にできませんでした。したがって、最適なパフォーマンスを得るために、Oracleホーム・ディレクトリおよびデータファイルを独立したファイル・システムに配置する必要がありました。つまり、Oracleホーム・ディレクトリをデフォルト・オプションでマウントしたファイル・システムに配置し、データファイルおよびログをdioまたはcioオプションを使用して、マウントしたファイル・システムに配置する必要がありました。
Oracle Database 10gでは、JFS/JFS2において、ダイレクトI/OおよびコンカレントI/Oをファイル・レベルで有効にできます。そのためには、サーバー・パラメータ・ファイルのFILESYSTEMIO_OPTIONSパラメータをsetallまたはdirectIOに設定します。これにより、すべてのデータファイルI/Oについて、JFS2でのコンカレントI/OとJFSでのダイレクトI/Oが有効になります。これは、directIO設定により、通常は使用されない非同期I/Oが無効になるためです。この10gの機能によって、Oracleホーム・ディレクトリと同じJFS/JFS2ファイル・システムにデータファイルを配置し、ダイレクトI/OまたはコンカレントI/Oを使用してパフォーマンスを改善できます。前述のように、最適なパフォーマンスを得るには、Oracle Databaseログを独立したJFS2ファイル・システムに配置する必要があります。
AIX�V�X�e���ł�Oracle Database�̊Ǘ�
- KROWN#65448
- KROWN#79818
- KROWN#120564
- NOTE 960055.1
- NOTE 282036.1
- Welcome to Wikis