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不器用で落着きのない技術者のメモ

2015-06-24から1日間の記事一覧

Oracle Database でランキュー待ちは DB Time > DB CPU + non-idle wait time として現われる

CPU使用率が高くなってくると、プロセス(スレッド)がCPUを待つランキュー待ち時間が増えます。vmstatのr列などを見ればすぐにわかりますが、Oracle Database の性能分析で AWR レポートやStatspackレポートしか情報がないといった場合は以下のような兆候から…

latch系の待機時間にはCPUでスピンしている時間は含まれない

Oracle Database には latch(ラッチ) という排他制御があります。latch はスピンロックで、CPUを使って一定回数スピン(ループ)しながらロックを獲得しようとします。一定回数スピンして獲得できないとスリープします。AWR レポートや Statspack レポートに…