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不器用で落着きのない技術者のメモ

2015-07-01から1ヶ月間の記事一覧

大きなテキストファイルをawkで処理するときにcatで投げ込むと速い理由

以下、長々と書いてますが、結論は ”私の環境で”大きなテキストファイルをawkで処理するときにcatで投げ込むと速い理由 - ablogに書いてます はじめに awk file より cat file|awk のほうが速いという以下のブログエントリが興味深いので調べてみました。 ち…

SQL*Plus で spool やリダイレクトするとスペースがタブになるのが嫌な場合は set tab off

質問されたので、書いときます。 次は SQL*Plus の SET システム変数 TAB。SET TAB { ON | OFF } - SETシステム変数の一覧 sqlplus の出力をファイルに spool した後に眺めてみると、画面上では空白だと思っていたものが実は TAB 文字でした残念!という事が…

Perlワンライナー集

障害対応でのログ解析、ソースコードの調査といったテキスト処理で使った Perl ワンライナー集です。 マルチライナーやいけてないのもありますw Perl ワンライナーの好きなところ Perl は Oracle Database (10g以降) に同梱されているので、Windows プラット…

funcgraph で Linux カーネル内のボトルネックをミクロに追跡する

perf + Flame Graphs で Linux カーネル内のボトルネックを特定する - ablog で Linux カーネル内のボトルネックをマクロに分析する方法を紹介しましたが*1、 strace でI/Oシステムコールのレスポンスを調べると遅く*2、 iostat の await でカーネルのブロッ…

direct path read か db file scattered read か

Serial direct path reads were first introduced in Oracle 11G which were noticed by many customers (in both positive and negative ways) who upgraded from the earlier releases. Back then I did a quick write up on the subject to try and tackl…

perf + Flame Graphs で Linux カーネル内のボトルネックを特定する

Linuxでddで1GBのファイルを作成し perf でプロファイリングし、Flame Graph (炎のグラフ?)にして可視化したものです。 Flame Graphs は perf(Linux)、SystemTap(Linux)、DTrace(Solaris、Oracle Linux(UEK)、Mac OS X、FreeBSD)、XPerf.exe(Windows) など…

実行計画が変動したSQLの実行計画を一括出力する

DBA_HIST_SQL_PLAN に PLAN_HASH_VALUE が複数ある SQL の実行計画を DBMS_XPLAN.DISPLAY_AWR で一括出力する SQL。再帰SQLが出力されないよう OBJECT_OWNER で絞っている。 SQL set pagesize 50000 set linesize 200 select b.* from ( select distinct sql…

実行計画の OPERATION と OPTION は X$XPLTON と X$XPLTOO に

実行計画の OPERATION ってどこのX$表に入っているんだろうと思って調べたら、tech.E2SN に書かれていた。 X$XPLTON (eXPLain rowsource Operator Names) (11.1 -) X$XPLTOO (eXPLain rowsource Operator Options) (11.1 -) DBA_HIST_PLAN_OPERATION_NAME (1…