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不器用で落着きのない技術者のメモ

2015-06-01から1ヶ月間の記事一覧

VMware の VMFS と RDM の比較

VMware の VMFS と RDM の比較 VMFS(Virtual Machine File System) スナップショットを取得できる。 Storage vMotion を使える。 RDM(Raw Device Mapping) ストレージバックアップを取る場合はRDMを使う必要がある。 rawデバイスだがVMFSのマップファイルに…

SQLチューニング原論(仮)

もわっとしたイメージ重視のテキトーメモ。正確性、網羅性は重視していない。 チューニングの三原則 仕事量(計算量)を減らす 仕事量は CPUコスト + I/Oコスト とも言える 行単位でデータが必要な場合は行指向、列方向でデータが必要な場合は列指向など 圧…

xargs -P vs split -n r/ の性能比較

gnu

ちょっとだけ調べたのでメモ。 実行時間(/usr/bin/time -p) split は xargs より 2.6倍速い(xargs: 4.30秒、split: 1.66秒) xargs -P $ seq 10e3 | /usr/bin/time -p xargs -I{} -P4 sh -c '/bin/true {}' real 4.30 ★ user 4.37 sys 6.24 split -n r/ $ seq…

tar.xz を解凍する

$ tar Jxvf coreutils-8.23.tar.xz 参考 xz はLZMA2圧縮アルゴリズムを利用する可逆圧縮ファイルフォーマットである。 xzは、gzipやbzip2のように、複数の圧縮ファイル結合をサポートしているが、二つ以上のターゲットファイルを一つのアーカイブにまとめる…

compat-libstdc++ をインストールしようとすると libc.so.6 が必要と怒られる

ちょっと質問されて回答したことをメモ。 事象 # yum install compat-libstdc++-33-3.2.3-69.el6.i686 ... エラー: 依存性の欠如: libc.so.6 は compat-libstdc++-33-3.2.3-69.el6.i686 に必要とされています 調査方法 yum provides で調べると 64bit の gli…

Oracle Database でランキュー待ちは DB Time > DB CPU + non-idle wait time として現われる

CPU使用率が高くなってくると、プロセス(スレッド)がCPUを待つランキュー待ち時間が増えます。vmstatのr列などを見ればすぐにわかりますが、Oracle Database の性能分析で AWR レポートやStatspackレポートしか情報がないといった場合は以下のような兆候から…

latch系の待機時間にはCPUでスピンしている時間は含まれない

Oracle Database には latch(ラッチ) という排他制御があります。latch はスピンロックで、CPUを使って一定回数スピン(ループ)しながらロックを獲得しようとします。一定回数スピンして獲得できないとスリープします。AWR レポートや Statspack レポートに…

VMware ESX のバルーニング(balooning)について

VMware ESX はメモリのオーバーコミット、つまり、物理メモリより大きなメモリをゲストに割当てることができる。 何がうれしいかというと、「メモリの有効活用」と「ゲストの集約」ができる。 メモリ使用量が多いゲストと少ないゲストがある場合、使用量が少…

AWRレポートでページイン・ページアウトの発生状況を確認する

vmstat などでページイン、ページアウトの発生状況を確認したいが、AWRレポートしかないという場合は Operating System Statistics の VM_IN_BYTES、VM_OUT_BYTES で確認できる。 VM_IN_BYTES: Total number of bytes of data that have been paged in due t…