$ tar Jxvf coreutils-8.23.tar.xz
参考
xz はLZMA2圧縮アルゴリズムを利用する可逆圧縮ファイルフォーマットである。
xz (ファイルフォーマット) - Wikipedia
xzは、gzipやbzip2のように、複数の圧縮ファイル結合をサポートしているが、二つ以上のターゲットファイルを一つのアーカイブにまとめることはできない。そのためxzはtarやcpioなどよってアーカイブされたファイルの圧縮に使用されることが多い。
先行するgzip, bzip2と比較すると、圧縮時にはこれら以上の時間とメモリを消費するが、圧縮率では概ね優位で、また伸張速度もgzipより多少遅いがbzip2よりは速い傾向にある。このことから、特にアーカイブ配布用途として、.tar.gzや.tar.bz2と並んで採用されるケースが増えている(.tar.bz2にとって代わる場合もある)。
arコマンドのみでtar.xz形式のファイルを展開するには以下の構文になります。
GNU tar 1.22からxz形式をサポートしています。
tar Jxvf tar.xz形式の圧縮ファイル名実際に実行した例を以下に記します。
$ tar Jxvf data.tar.xz wk2/ wk2/b/ wk2/b/data2.txt wk2/a/ wk2/a/data1.txt $ tree wk2 wk2 ├── a │ └── data1.txt └── b └── data2.txt逆引きUNIXコマンド/tar.xz形式ファイルを展開する - Linuxと過ごす