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不器用で落着きのない技術者のメモ

2009-03-10から1日間の記事一覧

RAC on Linux のインターコネクト通信におけるUDP転送バッファの設定

RAC on Linux におけるインターコネクト通信(キャッシュフュージョンなど)には基本的にUDPが使用されている。UDP転送バッファが適切に設定されていない場合、キャッシュフュージョンにてブロック転送待ちが長くなる。 適切な設定値は以下の通り。 /proc/sy…

自動オプティマイザ統計収集の停止方法

初期化パラメータ STATISTICS_LEVEL を BASIC にする SYS.GATHER_STATS_JOB を無効にする の2つの方法があるが、「自動オプティマイザ統計収集」のみを停止するのであれば、後者のほうが良いと思う。 前者の場合、「自動オプティマイザ統計収集」以外の統計…

Oracle10gR1 の STATISTICS_LEVEL

Oracle の初期化パラメータ STATISTICS_LEVEL を BASIC にすると、 自動ワークロード・リポジトリ(AWR)スナップショット 自動オプティマイザ統計収集 などの統計が収集されなくなる。 以下は Oracle のマニュアルからの抜粋。

ssh でログインして ulimit コマンドを使うとエラーになる

直接ログインして ulimit コマンドを実行しても問題ないのに、ssh でログインして ulimit コマンドを実行すると、 -bash: ulimit: max user processes: cannot modify limit: 許可されていない操作ですなどとエラーメッセージが出る場合、 # vi /etc/ssh/ssh…

RAC のインターコネクト通信における MTU

イーサネットでは、通常 MTU は 1,500 byte。正確にはIP通信に利用できるのが 1,500 byte で、それにMACヘッダ 14 byte とFCS(フレームチェックシーケンス) 4 byte が追加され、MACフレームは 1,518 byte になる。 RAC のインターコネクト通信では Jambo f…