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不器用で落着きのない技術者のメモ

Oracle10gR1 の STATISTICS_LEVEL

Oracle の初期化パラメータ STATISTICS_LEVEL を BASIC にすると、

などの統計が収集されなくなる。
以下は Oracle のマニュアルからの抜粋。

STATISTICS_LEVEL

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パラメータ・タイプ: 文字列
構文: STATISTICS_LEVEL = {ALL | TYPICAL | BASIC}
デフォルト値: TYPICAL
変更の可/ 不可: ALTER SESSION、ALTER SYSTEM

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STATISTICS_LEVEL には、データベースおよびオペレーティング・システムの統計の収集レベルを指定します。
Oracle データベースでは、自動管理に関する意思決定などの様々な目的に対して、これらの統計が収集されます。
デフォルト設定のTYPICAL では、データベースの自動管理機能で必要とされるすべての主要統計が収集され、全体的なパフォーマンスが最適化されます。ほとんどの環境では、デフォルト値を変更する必要はありません。
STATISTICS_LEVEL パラメータがALL に設定されている場合は、TYPICAL に設定されている場合よりも多くの統計が追加で収集されます。追加される統計は、時刻に関連するOS 統計と計画実行統計です。
STATISTICS_LEVEL パラメータをBASIC に設定すると、Oracle データベース機能で必要とされる、次のような多くの重要な統計が収集されません。
・自動ワークロード・リポジトリ(AWR)スナップショット
・Automatic Database Diagnostic Monitor(ADDM)
・サーバー生成の全アラート
・自動SGA メモリー管理
・自動オプティマイザ統計収集
・オブジェクト・レベルの統計
・エンド・トゥ・エンドのアプリケーション追跡(V$CLIENT_STATS)
・データベースの時間配分統計(V$SESS_TIME_MODEL およびV$SYS_TIME_MODEL)
・サービス・レベルの統計
・バッファ・キャッシュ・アドバイザ
MTTR アドバイザ
・共有プール・サイジング・アドバイザ
・セグメント・レベルの統計
PGA ターゲット・アドバイザ
・時刻に関連する統計
・統計の監視
STATISTICS_LEVEL パラメータがALTER SYSTEM によって変更されると、すべてのアドバイザまたは統計が、STATISTICS_LEVEL の新しい値に応じて動的にオンまたはオフになります。ALTER SESSION によって変更された場合、次のアドバイザまたは統計は、ローカル・セッションでのみオンまたはオフになります。システム全体での状態は変更されません。
・時刻に関連する統計
・時刻に関連するOS 統計
・計画実行統計
V$STATISTICS_LEVEL ビューは、STATISTICS_LEVEL パラメータによって制御される統計またはアドバイザの状態に関する情報を表示します。5-104 ページの「V$STATISTICS_LEVEL」を参照してください。

http://otndnld.oracle.co.jp/document/products/oracle10g/101/doc_v12/server.101/B12450-01.pdf