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不器用で落着きのない技術者のメモ

Linux Kernel Development (3rd Edition)

Linux Kernel Development (Developer's Library)

Linux Kernel Development (Developer's Library)

Linux Kernel Development (3rd Edition) (Developer's Library)」という本を買いました。
著者は GoogleAndroidカーネルを開発している Robert Love (Twitter. It's what's happening.) という方です。
洋書ですがわかりやすいです。この本を読んで、日本語でもわかりやすい本とわかりにくい本があるけど、英語でも同じなんだなと思いました。


Robert さんの本は大好きです。以下のような点が好きです。

  • 「俺はこれを伝えたい」という想いが伝わってくる。そういう想いで書かれているのでわかりやすいしおもしろい。
  • 基本的な前提知識を説明したうえで、本論を述べていたりする。つまり、親切に書かれている。
  • カーネルを使うアプリケーション側、カーネル側の両方の観点で書かれている。DB屋さんの場合、アプリケーション(DB)側からの観点で知りたいことが多い。
  • Linux カーネルハッカーの経験や知識を基に書かれている。本当にわかっている人が書いているので、深い内容がわかりやすく書かれている。

以前、Robert さんの「Linuxシステムプログラミング」という本を買いましたが、素晴らしい本でした(まだ全部読んでませんw)。