門外不出のOracle現場ワザ (DB Magazine SELECTION)
- 作者: 五十嵐建平,大塚信男,小田圭二,鈴木博貴,村方仁
- 出版社/メーカー: 翔泳社
- 発売日: 2005/06/17
- メディア: 単行本
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P.54
Elapsed time と CPU Time の差分は、OS の run キューで待たされた時間を表します。
Linux の場合、実行可能状態のタスクがCPUを使っているか run キューで待たされているか区別されていないと思うので、run キュー待ちが長くなると CPU Time が長くなる気がする。OSの実装を意識して考えないといけないですね。
と思ったが、定期的に割込みが入り、コア単位でチェックしたときにその瞬間どのプロセスがCPUを使っていたかチェックしてそのプロセスにだけCPU時間を加算してそうな気がします。
追記(2014.02.17):
Linux でランキュー待ち時間がCPU時間にカウントされないことを確認した - ablog に検証結果を書いてます。