原則として「DB パラメータG」の値が適用されており、DB パラメータGの値がデフォルトの際に「DB クラスターパラメータG」の値が適用されています。実験結果から、変更の順序に関係なく、DB パラメータGの設定値がデフォルトであることが基準であると考えられました。これは公式ドキュメントと一致します。
非サーバーレスクラスターの場合、DB クラスターパラメータグループで変更した設定値は、DB パラメータグループのデフォルト値を上書きします。 DB パラメータグループ内の対応する値を編集すると、これらの値によって DB クラスターパラメータグループの設定が上書きされます。
(中略)
Writer, Readerに異なるDB パラメータGを設定した場合、それぞれの測定値は独立に振舞うことが確認できました。
Auroraのパラメータグループの優先順位について実験してみた | Developers.IO
DB パラメータグループおよび DB クラスターパラメータグループを使用する - Amazon AuroraAmazon Aurora の DB クラスターパラメータと DB インスタンスパラメータ
Aurora は、以下に示すように、2 レベルシステムの構成設定を使用します。
- DB クラスターパラメータグループのパラメータは、DB クラスター内のすべての DB インスタンスに適用されます。データは、Aurora 共有ストレージサブシステムに保存されます。このため、テーブルデータの物理レイアウトに関連するすべてのパラメータは、Aurora クラスター内のすべての DB インスタンスで同じにする必要があります。同様に、Aurora DB インスタンスはレプリケーションで接続されているため、レプリケーション設定のすべてのパラメータは Aurora クラスター全体で同じにする必要があります。
- DB パラメータグループのパラメータは、Aurora DB クラスター内の単一の DB インスタンスに適用されます。これらのパラメータは、同じ Aurora クラスター内の DB インスタンス間で変化させることができるメモリ使用量などの要素に関連しています。たとえば、クラスターには、AWS インスタンスクラスが異なる DB インスタンスが含まれる場合がよくあります。
(中略)
非サーバーレスクラスターの場合、DB クラスターパラメータグループで変更した設定値は、DB パラメータグループのデフォルト値を上書きします。DB パラメータグループ内の対応する値を編集すると、これらの値によって DB クラスターパラメータグループの設定が上書きされます。