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不器用で落着きのない技術者のメモ

Oracle のリスナーの動的サービス登録の動作イメージを妄想

  • PMON は1分毎に起きる常駐プロセス。
  • PMON が初期化パラメータ LOCAL_LISTENER の情報を元にリスナーに以下の情報を登録する。
    • サービス名
      • SERVICE_NAMES(デフォルト値は DB_UNIQUE_NAME.DB_DOMAIN)
      • INSTANCE_NBAME(デフォルト値は ORACLE_SID)
    • ワークロード情報 <-- RACでサーバ側の接続時ロードバランスを使用する時に必要
    • ローカルインスタンスから登録されたこと。
  • LOCAL_LISTENER には接続記述子か接続識別子を指定する。接続識別子を指定した場合、tnsnames.ora にその接続識別子の記述が必要。要するにIPアドレスプロトコル、ポート番号が必要。
  • REMOTE_LISTENER にも LOCAL_LISTENER 同様の仕組みで動的にサービスを登録する。おそらく、リスナーはリモートインスタンスから登録されたことを認識しているはず。

次は接続時フェイルオーバー、ロードバランス、TAF、FCFなどについて妄想してみたい。