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不器用で落着きのない技術者のメモ

Oracle Database 11gR2 RAC インストール on Microsoft Windows x86-64

構成

ハードウェア
  • CPU: Intel(R) Core(TM)2 Duo CPU E8400 @ 3.00GHz
  • メモリ: 8GB
  • HDD:
    • C:100GB
    • D:931GB
    • E:831GB
ソフトウェア
ネットワーク構成
ホスト名 IPアドレス 用途
rac-node1 192.168.8.166 パブリック用
rac-node1-vip 192.168.8.168 VIP用
rac-node1-priv 192.168.205.16 プライベート用
rac-node2 192.168.8.167 パブリック用
rac-node2-vip 192.168.8.169 VIP用
rac-node2-priv 192.168.205.17 プライベート用
rac-scan.jpoac.com 192.168.8.161 SCAN用

ダウンロード

インストール

仮想マシンの作成(rac-node1、rac-node2)
  • [ファイル]-[新規]-[仮想マシン]
  • どのタイプの構成を希望しますか。: カスタマイズ
  • 仮想マシンハードウェア互換性: Workstation 6.5-7.0
  • ゲストOSのインストール: 後で OS をインストールする
  • ゲストOS: Microsoft Windows
  • バージョン: Windows Server 2008 x64
  • 仮想マシン名: rac-node1
  • 格納場所: D:\vmware_11gr2_rac_win2008_x86-64\rac-node1 / D:\vmware_11gr2_rac_win2008_x86-64\rac-node1
  • プロセッサ数: 1
  • プロセッサごとのコア数: 1
  • この仮想マシンのメモリ: 3072
  • ネットワーク接続: NAT を使用
  • I/Oアダプタ: LSI Logic SAS
  • ディスク: 仮想ディスクの新規作成
  • 仮想ディスクタイプ: SCSI
  • ディスク最大サイズ: 40GB
  • 今すぐ全ディスク容量を割り当てる: チェック
  • 仮想ディスクを複数の2GBのファイルに分割
  • ディスクファイル: D:\vmware_11gr2_rac_win2008_x86-64\rac-node1\rac-node1.vmdk / D:\vmware_11gr2_rac_win2008_x86-64\rac-node1\rac-node1.vmdk
  • 仮想マシンが共有ディスクをロックしないように D:\vmware_11gr2_rac_win2008_x86-64\rac-node1\rac-node1.vmx、D:\vmware_11gr2_rac_win2008_x86-64\rac-node2\rac-node2.vmx に以下を追記する。
disk.locking = false
diskLib.dataCacheMaxSize=0
diskLib.dataCacheMaxReadAheadSize=0
diskLib.dataCacheMinReadAheadSize=0
diskLib.dataCachePageSize=4096
diskLib.maxUnsyncedWrites=0
  • [VM]-[設定オプション]-[共有フォルダ]
    • 常に有効: チェック
    • Windowsゲストのネットワークドライブとしてマップする: チェックする
    • [追加]
      • 名前: host-d
      • ホストパス: D:\
共有ストレージの設定
  • rac-node1 で [VM]-[設定]-[ハードウェア]-[追加]-[ハードディスク]
    • ディスク: 仮想ディスクの新規作成
    • 仮想ディスクタイプ: SCSI
    • モード: 独立->通常
    • ディスク最大サイズ: 20GB
    • 今すぐ全ディスク容量を割り当てる: チェックする
    • 仮想ディスクを複数の 2 GB のファイルに分割: チェックする
    • ディスクファイル:
D:\vmware_11gr2_rac_win2008_x86-64\storage\disk01.vmdk
D:\vmware_11gr2_rac_win2008_x86-64\storage\disk02.vmdk
D:\vmware_11gr2_rac_win2008_x86-64\storage\disk03.vmdk
D:\vmware_11gr2_rac_win2008_x86-64\storage\disk04.vmdk
D:\vmware_11gr2_rac_win2008_x86-64\storage\disk05.vmdk
D:\vmware_11gr2_rac_win2008_x86-64\storage\disk06.vmdk
  • rac-node2 で [VM]-[設定]-[ハードウェア]-[追加]-[ハードディスク]
    • ディスク: 既存の仮想ディスクを使用
    • ディスクファイル:
D:\vmware_11gr2_rac_win2008_x86-64\storage\disk01.vmdk
D:\vmware_11gr2_rac_win2008_x86-64\storage\disk02.vmdk
D:\vmware_11gr2_rac_win2008_x86-64\storage\disk03.vmdk
D:\vmware_11gr2_rac_win2008_x86-64\storage\disk04.vmdk
D:\vmware_11gr2_rac_win2008_x86-64\storage\disk05.vmdk
D:\vmware_11gr2_rac_win2008_x86-64\storage\disk06.vmdk
    • モード: 独立->通常
ゲストOSインストール(rac-node1、rac-node2)
  • [VM]-[設定]-[仮想マシン設定]-[CD/DVD(IDE)]-[接続]
    • ISOイメージファイルを使用する
    • D:\software\ja_windows_server_2008_datacenter_enterprise_standard_sp2_x64_dvd_342397.iso
  • [このマシンをパワーオン]
  • インストールする言語: 日本語
  • 時刻と通貨の形式: 日本語(日本)
  • キーボードまたは入力形式: Microsoft IME
  • キーボードの種類: 日本語キーボード(106/109キー)
  • [今すぐインストール]
  • インストールするオペレーティングシステムを選択してください: Windows Server 2008 Enterprise (フル インストール)
  • インストールの種類: カスタム(詳細)
  • Windowsのインストール場所を選択してください。: ディスク0未割当領域
  • パスワード: admin
  • [VM]-[設定]-[ハードウェア]-[追加]-[ネットワークアダプタ]を選択し、以下の設定でネットワークアダプタを追加する。
    • ネットワーク接続: ホストオンリー: プライベートネットワークをホストと共有
    • バイスのステータス: 起動時に接続: チェックする
  • [VM]-[VMware Tools のインストール]
    • [スタート]-[ファイル名を指定して実行]: d:setup.exe
    • セットアップタイプ: すべて
ゲストOS設定(rac-node1、rac-node2)
  • 解像度を設定する
    • [スタート]-[コントロールパネル]-[個人設定]-[画面の設定]
      • 解像度: 1280 × 800
      • 色: 中(16 ビット)
  • [スタート]-[ネットワーク]-[プロパティ]-[ネットワーク接続の管理]で以下の通りネットワーク接続名を変更する。
    • [ローカルエリア接続] を [public] にリネームする。
    • [ローカルエリア接続 2] を [private] にリネームする。
  • [スタート]-[ネットワーク]-[プロパティ]-[ネットワーク接続の管理]-[public]-[プロパティ]-[ネットワーク]-[インターネットプロトコルバージョン4 (TCP/IPv4)]-[プロパティ]でIPアドレスを設定する。
  • [スタート]-[ネットワーク]-[プロパティ]-[ネットワーク接続の管理]-[private]-[プロパティ]-[ネットワーク]-[インターネットプロトコルバージョン4 (TCP/IPv4)]-[プロパティ]でIPアドレスを設定する。
  • [スタート]-[ネットワーク]-[詳細設定]-[詳細設定]-[アダプタとバインド]で「public」、「private」の順序に設定する。
  • 「HKEY_LOCAL_MACHINE\System\CurrentControlSet\Services\Tcpip\Parameters\」に以下のレジストリ値を新規作成する。
名前: DisableDHCPMediaSense
値: 1
データ型: DWORD (32 ビット)
  • OSを再起動する。
  • C:\Windows\System32\drivers\etc\hosts に以下のエントリを追記する。
192.168.8.166   rac-node1.jpoac.com       
192.168.8.168   rac-node1-vip.jpoac.com   
192.168.205.16  rac-node1-priv.jpoac.com  
192.168.8.167   rac-node2.jpoac.com       
192.168.8.169   rac-node2-vip.jpoac.com   
192.168.205.17  rac-node2-priv.jpoac.com  
192.168.8.161   rac-scan.jpoac.com 
  • コンピュータ名・ドメイン名を変更する
    • [スタート]-[コンピュータ]-[プロパティ]-[システムの詳細設定]-[コンピュータ名]-[変更]
      • コンピュータ名: rac-node1
      • [詳細]-[このコンピュータのプライマリ DNS サフィックス]: jpoac.com
  • Firewall を無効化する
  • rac-node2 から rac-node1 への通信疎通確認を行う。
    • ping が通ること
> ping rac-node1
> ping rac-node1-priv
> ping rac-node1-vip
→ VIP の構成はインストール中に実施するので、この時点では届かないことを確認する。
    • インストールでファイルのコピー先に使用するディレクトリへの権限があることを確認する。
> net use \\rac-node1\C$
    • フルコンピュータ名を確認する。
> ping rac-node1
rac-node1.jpoac.com ...
↑フルコンピュータ名が正しく表示されることを確認する。
  • rac-node1 で共有ディスクを初期化する
    • [スタート]-[管理ツール]-[サーバーマネージャ]-[記憶域]-[ディスクの管理]-[ディスク1 〜 6]を右クリックして[オンライン]を選択する。
    • [スタート]-[管理ツール]-[サーバーマネージャ]-[記憶域]-[ディスクの管理]-[ディスク1 〜 6]を右クリックして[ディスクの初期化]を選択する。
      • ディスクの選択: ディスク 1 〜 6
      • 選択したディスクに次のパーティションスタイルを使用する: GPT
    • [スタート]-[管理ツール]-[サーバーマネージャ]-[記憶域]-[ディスクの管理]-[ディスク1 〜 6]を右クリックして[新しいシンプルボリューム]を選択する。
      • ドライブ文字またはパスの割当て: ドライブ文字ドライブパスを割り当てない
      • パーティションのフォーマット: このボリュームをフォーマットしない
  • rac-node2 で共有ディスクをオンラインにする
    • [スタート]-[管理ツール]-[サーバーマネージャ]-[記憶域]-[ディスクの管理]-[ディスク1 〜 6]を右クリックして[オンライン]を選択する。
    • [スタート]-[管理ツール]-[サーバーマネージャ]-[記憶域]-[ディスクの管理]-[すべてのタスク]-[プロパティ]-[ハードウェア]-[VMware, VMware Virtual S SCSI Disk Device(Target Id: 1〜6)]-[プロパティ]-[ポリシー]で以下の通り設定する。
      • 書き込みキャッシュと安全な取り外し: クイック削除のため最適化する
  • Windows Time サービスを無効にする
    • [スタート]-[管理ツール]-[サービス]-[Windows Times]-[プロパティ]で[スタートアップの種類]を「無効」に変更し、[停止]を押下する。
Oracle Grid Infrastructure のインストール
  • C:\software\oracle11.2.0.1_db_win_x86_64\win64_11gR2_grid.zip を解凍する。
  • C:\software\oracle11.2.0.1_db_win_x86_64\win64_11gR2_grid\grid\setup.exe を実行する。
  • インストールオプションの選択: クラスタ用の Grid Infrastructure のインストールおよび構成
  • インストール・タイプの選択: 拡張インストール
  • 製品言語の選択: 日本語、英語
  • Gridプラグ・アンド・プレイの情報
    • クラスタ名: rac-cluster
    • SCAN名: rac-scan.jpoac.com
    • SCANポート名: 1521
    • GNS の構成: チェックしない
  • クラスタ・ノードの情報
ホスト名 仮想IP名
rac-node1.jpoac.com rac-node1-vip.jpoac.com
rac-node2.jpoac.com rac-node2-vip.jpoac.com
  • ネットワーク・インターフェースの使用方法の指定
インターフェース名 サブネット インターフェース・タイプ
public 192.168.8.0 パブリック
private 192.168.205.0 プライベート
  • 記憶域オプションの情報: 自動ストレージ管理(ASM)
  • ASMディスク・グループの作成
    • ディスク・グループ名: DATA
    • 冗長性: 通常
    • 候補ディスク: チェック
ディスク・パス サイズ(MB) ステータス
\\.\ORCLDISKDATA0 20350 候補
\\.\ORCLDISKDATA1 20350 候補
\\.\ORCLDISKDATA2 20350 候補
  • ASMパスワードの指定: これらのアカウントごとに、同じパスワードを使用
    • パスワードの指定: asm
  • 障害の分離のサポート: Intelligent Platform Management Interface(IPMI)を使用しない
  • インストール場所の指定
    • Oracleベース: C:\app\Administrator
    • ソフトウェアの場所: C:\app\11.2.0\grid
  • レスポンスファイルの保存: C:\software\oracle11.2.0.1_db_win_x86_64\win64_11gR2_grid\grid\response\grid_20100901.rsp

  • gsd と oc4j 以外が ONLINE であることを確認する。
C:\app\11.2.0\grid\BIN>crsctl status resource -t
--------------------------------------------------------------------------------
NAME           TARGET  STATE        SERVER                   STATE_DETAILS
--------------------------------------------------------------------------------
Local Resources
--------------------------------------------------------------------------------
ora.DATA.dg
               ONLINE  ONLINE       rac-node1
               ONLINE  ONLINE       rac-node2
ora.LISTENER.lsnr
               ONLINE  ONLINE       rac-node1
               ONLINE  ONLINE       rac-node2
ora.asm
               ONLINE  ONLINE       rac-node1                Started
               ONLINE  ONLINE       rac-node2                Started
ora.eons
               ONLINE  ONLINE       rac-node1
               ONLINE  ONLINE       rac-node2
ora.gsd
               OFFLINE OFFLINE      rac-node1
               OFFLINE OFFLINE      rac-node2
ora.net1.network
               ONLINE  ONLINE       rac-node1
               ONLINE  ONLINE       rac-node2
ora.ons
               ONLINE  ONLINE       rac-node1
               ONLINE  ONLINE       rac-node2
--------------------------------------------------------------------------------
Cluster Resources
--------------------------------------------------------------------------------
ora.LISTENER_SCAN1.lsnr
      1        ONLINE  ONLINE       rac-node1
ora.oc4j
      1        OFFLINE OFFLINE
ora.rac-node1.vip
      1        ONLINE  ONLINE       rac-node1
ora.rac-node2.vip
      1        ONLINE  ONLINE       rac-node2
ora.scan1.vip
      1        ONLINE  ONLINE       rac-node1
Oracle Database のインストール
  • 以下のファイルを C:\software\oracle11.2.0.1_db_win_x86_64\win64_11gR2_database に解凍する。
    • C:\software\oracle11.2.0.1_db_win_x86_64\win64_11gR2_database_1of2.zip
    • C:\software\oracle11.2.0.1_db_win_x86_64\win64_11gR2_database_2of2.zip
  • C:\software\oracle11.2.0.1_db_win_x86_64\win64_11gR2_database\database\setup.exe を実行する。
  • セキュリティ・アップデートの構成
    • 電子メール: 何も入力しない
    • セキュリティ・アップデートをMy Oracle Support経由で受け取ります: チェックを外す
  • インストール・オプションの選択: データベース・ソフトウェアのみインストール
  • Gridインストール・オプション: Real Application Clustersデータベースのインストール
    • rac-node1: チェック
    • rac-node2: チェック
  • 製品言語の選択: 日本語、英語
  • データベース・エディションの選択: Enterprise Edition
  • インストール場所の指定
    • Oracleベース: C:\app\Administrator
    • ソフトウェアの場所: C:\app\Administrator\product\11.2.0\dbhome_1

ASMCA を利用したディスク・グループの作成
  • C:\app\11.2.0\grid\BIN\asmca.bat を実行する。
  • [ディスクグループ]タブを選択する。
  • ディスクグループの作成
    • [作成]を押下してディスク・グループを作成する。
    • ディスク・グループ名: FRAFRA
    • 冗長性:
    • メンバー・ディスクの選択:候補を表示
    • [ディスクのスタンプ]を押下する。
    • [Add or change label]を選択する。
    • Select disks で以下を選択する。
      • \Device\Harddisk4\Partition2
      • \Device\Harddisk5\Partition2
      • \Device\Harddisk6\Partition2
    • Generate stamps with prefix: FRA
ディスク・パス ヘッダー・ステータス サイズ(MB)
\\.\ORCLDISKFRA0 PROVISIONED 20350
\\.\ORCLDISKFRA1 PROVISIONED 20350
\\.\ORCLDISKFRA2 PROVISIONED 20350
  • [ディスク・グループ]タブの画面に戻って、各ディスク・グループ名を右クリックし、[ステータス詳細の表示]を選択し、ディスクグループを使用する全てのノードからマウントされていることを確認する。
DBCAによるRACデータベースの作成
  • DBCAを起動する。
    • [スタート]-[すべてのプログラム]-[Oracle - OraDb11g_home1]-[コンフィグレーションおよび移行ツール]-[Database Configuration Assistant]
  • データベース・タイプの選択: Oracle Real Application Clusterデータベース
  • 実行する操作を選択してください: データベースの作成
  • データベース・テンプレート: 汎用またはトランザクション処理
  • データベース識別情報
    • 構成タイプ: ポリシー管理型
    • グローバル・データベース名: orcl
    • サーバー・プール名: srvpool1
    • カーディナリティ: 2
  • 管理オプション
    • Enterprise Managerの構成: チェックする
    • ローカル管理用にDatabase Controlを構成: チェックする
      • アラート通知の有効化: チェックしない
      • リカバリ領域への日次ディスク・バックアップの有効化: チェックしない
  • データベース資格証明: すべてのアカウントに同じ管理パスワードを使用
    • パスワード: manager
  • データベース・ファイルの位置
    • 記憶域のタイプ: 自動ストレージ管理(ASM)
    • 記憶域の場所: Oracle Managed Filesの使用
      • データベース領域: +DATA
  • ASM固有のASMSNMPパスワードの指定: asmsnmp
  • リカバリ構成
  • データベース・コンテンツ
  • 初期化パラメータ
  • 作成オプション
    • データベースの作成: チェック
    • データベース作成スクリプトの生成: チェック

インストール後の確認
  • crsctl で確認する。
--------------------------------------------------------------------------------
NAME           TARGET  STATE        SERVER                   STATE_DETAILS
--------------------------------------------------------------------------------
Local Resources
--------------------------------------------------------------------------------
ora.DATA.dg
               ONLINE  ONLINE       rac-node1
               ONLINE  ONLINE       rac-node2
ora.FRA.dg
               ONLINE  ONLINE       rac-node1
               ONLINE  ONLINE       rac-node2
ora.LISTENER.lsnr
               ONLINE  ONLINE       rac-node1
               ONLINE  ONLINE       rac-node2
ora.asm
               ONLINE  ONLINE       rac-node1                Started
               ONLINE  ONLINE       rac-node2                Started
ora.eons
               ONLINE  ONLINE       rac-node1
               ONLINE  ONLINE       rac-node2
ora.gsd
               OFFLINE OFFLINE      rac-node1
               OFFLINE OFFLINE      rac-node2
ora.net1.network
               ONLINE  ONLINE       rac-node1
               ONLINE  ONLINE       rac-node2
ora.ons
               ONLINE  ONLINE       rac-node1
               ONLINE  ONLINE       rac-node2
--------------------------------------------------------------------------------
Cluster Resources
--------------------------------------------------------------------------------
ora.LISTENER_SCAN1.lsnr
      1        ONLINE  ONLINE       rac-node1
ora.oc4j
      1        OFFLINE OFFLINE
ora.orcl.db
      1        ONLINE  ONLINE       rac-node1                Open
      2        ONLINE  ONLINE       rac-node2                Open
ora.rac-node1.vip
      1        ONLINE  ONLINE       rac-node1
ora.rac-node2.vip
      1        ONLINE  ONLINE       rac-node2
ora.scan1.vip
      1        ONLINE  ONLINE       rac-node1


  • sqlplus で接続してみる。
C:\Users\Administrator>sqlplus system/manager@rac-scan.jpoac.com:1521/orcl

SQL*Plus: Release 11.2.0.1.0 Production on 木 92 15:48:55 2010

Copyright (c) 1982, 2010, Oracle.  All rights reserved.



Oracle Database 11g Enterprise Edition Release 11.2.0.1.0 - 64bit Production
With the Partitioning, Real Application Clusters, Automatic Storage Management, OLAP,
Data Mining and Real Application Testing options
に接続されました。
SQL> select instance_name from v$instance;

INSTANCE_NAME
--------------------------------
orcl_2

注意点

  • ネットワーク接続名にマルチバイト言語キャラクタは使用できない。英数字を使う。また、大文字・小文字は区別される。