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不器用で落着きのない技術者のメモ

手順書の書き方

手順書、特に Oracle Database の構築手順書を書くときのポイントをまとめてみました。

前提条件を書く

参考情報を書く

  • 製品マニュアル、Note、KROWN、書籍などから引用した場合は情報源を記載する。
  • さらに詳しい情報を調べたいとき、どのような情報源を参照すれば良いか記載する。

実行ホストと実行ユーザがわかるように書く

  • root ユーザ
[root@node01]# cd <user's home directory>
  • 一般ユーザ
[oracle@node01]$ cd <user's home directory>

どのディレクトリでコマンドを実行しているかわかるように書く

[oracle@node01]$ cd /tmp
[oracle@node01]$ du -hs

具体的な例を書く

  • 抽象的に書きすぎるとわかりずらくなる。また、抽象的な手順は製品マニュアルなどに記載されている。

凡例を書く

2ノードRAC構築手順を書く場合。

コマンドの書式
[<ユーザ名>@<ホスト名>]$ <コマンド>
コマンドの例
  • ノード1のみで実行する手順。
[oracle@node01]$ cd <ユーザのホームディレクトリ>
  • ノード2のみで実行する手順。
[oracle@node02]$ cd <ユーザのホームディレクトリ>
  • 両ノードで実行する手順。
[oracle@<両ノード>]$ cd <ユーザのホームディレクトリ>