GABA のマン・ツー・マンレッスンで自己紹介をすると「俺、月曜ににUKに帰って、ソフトウェアのプロダクト・マネージャーをするんだ」と言う Bruno から教えてもらった英語リスニング自習法をメモ。日本には1年間いたらしく、「なんで日本来たの?」と聞くと、「日本語を習得するために」とのことで、しゃべると日本語ペラペラ。彼は6ヶ国語できるらしく、その秘訣を教えてもらった。まずは、Language family tree で近いものは言語的に共通点が多く習得しやすいとのこと。
The linguistic family tree -
The Root of All Human Languages - angmohdan.com
彼は大学時代に心理学を先行していて、赤ちゃんがどのように言語を習得するかを研究していたらしい。赤ちゃんは言葉を繰り返し聞いてそのシーンから意味を理解するのであって、辞書で意味を教えられるわけではない。辞書で調べるとその場で疑問が解消してしまって記憶に残りにくい。繰り返し聞いて、疑問が高まってから意味を調べると二度と忘れない。例えば、彼は電車に乗っているときに「大船行き」とアナウンスが流れても、いつも「ゆき」が何を意味するかわからなかったが、いつも「○○ゆき」と言っているので記憶に残る。十分に疑問が高まった上で上で、「○○行き」という意味で、「行」という漢字と知ると二度と忘れない。以下もそのようなエッセンスが入った学習法になっている。
YouTube で観た Chris Lonsdale(クリス・ロンデール)の「どんな大人でも半年以内に外国語を流暢に使えるようになる(How to learn any language in six month)」に近いと思った。
どんな大人でも半年以内に外国語を流暢に使えるようになる by クリス・ロンデール
アジェンダは以下の通り、内容は 【書き起こし】どんな言語でも6ヵ月で習得する方法。心理学者による「5つの原則、7つの行動」の中身|U-NOTE [ユーノート] を見てください。
- 『どんな言語でも6ヵ月で学習できる方法』
- 人類の歴史(要約)
- 5日間で絵が描ける(要約)
- 才能と現地学習の通説の否定
- 才能と現地移住
- 5つの原則
- 第1原則:自分に関係する言語内容に集中する
- 第2原則:「ツール」としての言語を初日から使う
- 第3原則:まずは「理解すること」がカギ
- 第4原則:表情筋のトレーニング
- 第5原則:「精神状態」
- 7つの行動
- 第1の行動:たくさん聞く
- 第2の行動:言葉よりも意味を先につかむ
- 第3の行動:組み合わせる
- 第4の行動:コアに集中する
- 第5の行動:言語の親を見つける
- 第6の行動:表情をまねる
- 第7の行動:「直接連結」
- 最後に伝えておくこと
"B&M method" by Bruno
Bruno は無料と有料の方法があり、彼とガールフレンドの頭文字を取って "B&M method" と呼んでいるとのこと。
無料
- 好きな曲を選ぶ
- 辞書を使わずに日本語に翻訳する(分からない単語が合っても調べない)
- その曲を1週間聞く(日本語訳を見ないこと)
- 辞書を使って翻訳する。
有料
- 以下のサービスは実際の Youtube 動画などがネタで、14日間の無料体験ができるので、合わなければ辞めればよいと。
Language Immersion Online | Learn a Language with Videos | FluentU