- 作者: 堀江貴文
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2009/03/05
- メディア: 単行本
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中学時代はプログラミングに熱中したけれど、高校ではあまりやらず、再び始めたのは大学時代のアルバイトがきっかけ。教材の統計処理みたいな仕事で、そうした関係に強いAWKを使っていました。PC-98でMS/DOSの時代だったからPerlだと重くて動かず、Cでコア部分を書いて、併せてAWKを使う感じです。
ただ、インターネット系の企業でアルバイトをしていた1994年ごろ、「Perlっていけるんじゃないか」と思うようになった。当時のWebアプリはCで書く人が多かったけど、Perlは簡単で書きやすいし、Sunのサーバは当時にしては処理能力が高く、Perlがサクサク動いたんです。これは将来性があるなと思って、自分で会社(オン・ザ・エッヂ)を起業したときは、社内でPerlを使うことにした。Javaもはやっていたけど、難しいのとコストがかかるのとで、ずっと仕事はPerlです。
このように僕がPerlプログラマだったから、ライブドアになってからのシステムもPerlで開発するようになった。そうしたら Perl使いが集まってきた。(日本語コード変換モジュールJcode.pmを開発した)小飼弾さんが来たり、(現在シックス・アパート執行役員の)宮川達彦君がバイトで入ってきたり、いつの間にか日本のPerlの第一人者がそろう会社になっていた。
http://rikunabi-next.yahoo.co.jp/tech/docs/ct_s03600.jsp?p=001517
それでも、Perlは言語のメインストリームじゃないかもとずっと自問自答していました。だから、以前に「Web2.0はPerl」なんて記事を読んだら「やったじゃん」って思ったし、Perlが一般化したことは今でも感無量なんです。