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不器用で落着きのない技術者のメモ

Oracle Database のパッチについてオレオレまとめ

パッチの種類

略称 正式名称 適用方法 リリースサイクル バージョン番号の変化 備考
PS(R) Patch Set (Release) OUI 不定 4桁目 -
PSU Patch Set Updates OPatch 4半期毎 5桁目 PSU には CPU が含まれる
CPU Critical Patch Updates OPatch 4半期毎 - セキュリティ・ホールを修正するパッチ
個別パッチ - OPatch 不定 - -

パッチ適用方針

  • ステージング環境などでリグレッションテストを実施した上で本番環境に適用する。
  • PS(R) が最新になっていればよいと思う。
  • PSU まで最新になっていたほうがベターだが、コストとの兼合い。4半期毎にリグレッションテストするか。
  • CPU は PSU に含まれるので、あまり使うことはなさそう。インターネットに公開しているサービス等でセキュリティ・パッチ適用が MUST でリグレッションテストのコストを最小限に抑えたいときに使うのかな。
  • 個別パッチは、システムで不具合が発生し、原因が Oracle Database のバグで個別パッチ適用で解決する場合に使う。

参考