DBVERIFYは外部コマンドライン・ユーティリティで、物理データ構造に対する整合性チェックを実行します。
DBVERIFYは、オフラインまたはオンライン・データベースおよびバックアップ・ファイル上で使用できます。DBVERIFYを使用するのは、バックアップ・データベース(またはデータ・ファイル)をリストアする前にそれが有効であることを確認する場合です。また、データ破損の問題が発生した場合に診断機能としても使用します。DBVERIFYはオフライン・データベースに対して実行できるため、整合性チェックが非常に高速に行えます。
DBVERIFYによるチェックは、キャッシュ管理(データ・ブロック)ブロックのみに制限されています。DBVERIFYは、データ・ファイルでのみ使用します。制御ファイルまたはREDOログに対しては機能しません。
DBVERIFYには、2つのコマンドライン・インタフェースがあります。最初のインタフェースでは、確認の対象として単一データ・ファイルのディスク・ブロックを指定します。次のインタフェースでは、確認の対象としてセグメントを指定します。いずれのインタフェースでも、最初にdbvコマンドを記述します。次の項では、これらのインタフェースの記述について説明します。
DBVERIFY: オフライン・データベース検査ユーティリティ
- 例
dbv FILE=users_01.dbf BLOCKSIZE=8192 LOGFILE=dbv_usr_data_01_20120619.log FEEDBACK=10000
参考
- DBVERIFY: オフライン・データベース検査ユーティリティ
- KROWN#152523
- KROWN#45367
- KROWN#26156