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不器用で落着きのない技術者のメモ

PukiWiki の管理者パスワード

pukiwiki-1.5.3_utf8.zip を解凍して pukiwiki-1.5.3_utf8 直下の pukiwiki.ini.php で設定する。デフォルトで無効化されているので、例えば以下のように "$adminpass = '{x-php-md5}1a1dc91c907325c69271ddf0c944bc72'; // PHP md5() 'pass'" のコメントアウトを外すと "pass" でログインできるようになる。

// Admin password for this Wikisite

// Default: always fail
$adminpass = '{x-php-md5}!';

// Sample:
//$adminpass = 'pass'; // Cleartext
$adminpass = '{x-php-md5}1a1dc91c907325c69271ddf0c944bc72'; // PHP md5()  'pass'
//$adminpass = '{x-php-sha256}d74ff0ee8da3b9806b18c877dbf29bbde50b5bd8e4dad7a3a725000feb82e8f1'; // PHP sha256  'pass'
//$adminpass = '{CRYPT}$1$AR.Gk94x$uCe8fUUGMfxAPH83psCZG/';   // LDAP CRYPT 'pass'
//$adminpass = '{MD5}Gh3JHJBzJcaScd3wyUS8cg==';               // LDAP MD5   'pass'
//$adminpass = '{SMD5}o7lTdtHFJDqxFOVX09C8QnlmYmZnd2Qx';      // LDAP SMD5  'pass'
//$adminpass = '{SHA256}10/w7o2juYBrGMh32/KbveULW9jk2tejpyUAD+uC6PE=' // LDAP SHA256 'pass'

デフォルトのパスワードのままでは第三者にいたずらされる可能性があるため、以下の手順で変更したほうがよい。

$ echo -n 'New_Passowrd123' | md5sum # "New_Passowrd123" の部分に設定したいパスワードを指定する
936fe45586f0e06d03db8ba5172f52f0  -
$ vi /var/www/html/pukiwiki.ini.php
$adminpass = '{x-php-md5}936fe45586f0e06d03db8ba5172f52f0'; # md5 でハッシュ化した値をパスワードに設定する

参考

Q. 管理者パスワードがわかりません

  • A. pukiwiki.ini.php の「$adminpass」の設定を確認して下さい。PukiWiki/Install/インストール方法を参考に、必ず初期設定から変更するようにして下さい。なお、1.4.7 以降の初期設定ではいたずら対策として必ず失敗するように設定されています。
Q&A/セキュリティ - PukiWiki-official

配置する前に

FTPでファイルを配置する前に、PukiWikiの設定ファイルpukiwiki.ini.phpを自分の環境に合わせて書き換えておきましょう。
いたずらされない様に、少なくとも管理者パスワードはデフォルトでないものに変更して下さい。

(中略)

管理者パスワード
  • 設定方法
$adminpass = '{x-php-md5}!';

上記の「{x-php-md5}!」の部分を書き換えます。{x-php-md5} と頭に記述した場合は、MD5による暗号化したパスワードを書き込む必要がありますが、とりあえずは

$adminpass = '{x-php-md5}' . md5('your-pasword');

といった形式でyour-paswordの部分をあなたが決めた別のパスワードに書き換えて記述しておきましょう。正式にPukiWikiを使い続けることを決めてから、MD5によって暗号化した文字列に書き換えればいいです。MD5 以外の暗号化フォーマットを利用することもできます。詳しくはdev:BugTrack/709 をご覧ください。

  • 暗号化したパスワードを得る方法

MD5ハッシュは、Linuxcygwinであれば以下のようにして計算させる事ができます。('-n' オプションを忘れずに!)

$ echo -n 'pass' | md5sum

当然、passは別のパスワードに書き換えて暗号化した文字列を生成し、それを設定してください。FreeBSDなどでは md5sum の代わりに md5 コマンドを使ってください。他に、md5 プラグインを使うことでも生成は可能ですが、ネットワーク上に通信内容が丸見えになってしまう(= パスワードがばれてしまう)ので、利用する際はローカル環境を使うなど細心の注意が必要です。

PukiWiki/Install/インストール方法 - PukiWiki-official