アジェンダ
- 18:30-19:30
- 19:30-20:30
メモ
現場事例ノウハウ大公開!RAC パフォーマンスの勘所
- 各インスタンスのSGAの中のGRD(Global Resource Directory)でデータファイル、ブロックのステータスを管理している
- LMS(グローバル・キャッシュ・サービス・プロセス)はGRDの管理や他のインスタンスへのブロックの送信などを行う
- GCSリソース
- バッファ・キャッシュ上のプロックを管理
- マスタノード上に保持
- GCSモード
- ロック・モード: X(排他)、S(共有)、N(Null)
- GCSロール
- L(Local): 変更はローカル・ノードのみ
- G(Global): 複数のノードでDirtyブロックの可能性
- Past Image
- Write-Write競合で先のブロックイメージをコピーしたもの
- リカバリの際に使用される
- Current ブロック
- 最新バージョンのブロックイメージ(変更の対象になる)
- 常にどれか一つのインスタンスで保持
- CR ブロック
- 読み取り一貫性を保証する為に、作成される読み取り専用ブロックイメージ
- キャッシュフュージョンをなるべく発生させない
- キャッシュフュージョンはCPU依存の処理
- CPUリソースが高負荷の場合、性能が特に劣化する
- ブロック競合をなるべく発生させない
- 主キーの採番はシーケンスを使って、CACHE、NO ORDER にすると速い
- 速い順に並べると以下の通り
- CACHE + NO ORDER
- CACHE + ORDER
- NO CACHE + NO ORDER
- NO CACHE + ORDER
- CACHE + NO ORDER と NO CACHE + ORDER の差はシングルインスタンスだと6倍程度だが、RACだと90倍ほど差が出た
- ブロック競合を減らすTIPS