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不器用で落着きのない技術者のメモ

Awr1page

AWR Ambiguity: Performance reasoning when the numbers don't add up
DB Time < DB CPU + Wait Time になっている理由は、db file parallel/sequential read はシステコール発行から返ってくるまでの時間で、その中にはOSカーネルが ON CPU で使う時間が含まれ、DB CPU(Linuxなら getrusageで取得)にも含まれるのでダブルカウントされるからという話。しかし、1回のI/Oシステコールあたり 1ms もCPU時間を使うのは遅すぎる。perf や ftrace でプロファイリングすれば原因特定できそう。

Awr1page - Sanity checking time instrumentation in AWR reports
AWRレポートのOSSTAT、TIME MODEL、ASH をマトリックスにすると、システコールの先でカーネルモードでCPU使ってる時間が長くてダブルカウントされるケースや、ランキュー待ちや AIX on Power(SMT) で DB CPU にも待機にもカウントされないケースを状況証拠から推定できますよという深イイ話