DMS(Database Migration Service)では RDBMS のREDO(トランザクション)ログを読んで Amazon RDS にテーブルのデータをレプリケーションする CDC(Change Data Capture) 機能*1があるが、特定の時点以降のデータをレプリケーションしたい場合は、AWSマネジメントコンソールからは "Custom CDC start time"、AWS CLI からは “--cdc-start-time” でタイムスタンプを指定することができる。
ステップ 6: 移行タスクの作成 - AWS Database Migration Service
使用するオプション 操作 Custom CDC start time このパラメータは、データ変更のレプリケーション専用に設定されたタスクに関係します。これにより、変更ストリームのどこから変更を探し始めるかを AWS DMS に指示します。
--cdc-start-time (timestamp)
create-replication-task — AWS CLI 1.16.67 Command Reference
The start time for the Change Data Capture (CDC) operation.
補足
RDBMS は内部的に時刻と対応するカウンターを持っていて、Oracle Database では SCN(System Change Number)、PostgreSQL や MySQL では LSN(Log Sequence Number)と呼ぶ。