Workspace Managerでは、データベース内の1つ以上のユーザー表をバージョン対応にすることができます。バージョン対応表では、表内のすべての行は複数バージョンのデータをサポートします。バージョニングのインフラストラクチャは、データベース・ユーザーからは見えません。また、データの選択、挿入、変更、削除を行うアプリケーションのSQL文は、通常どおり、バージョン対応表に対する処理を続けます。ただし、バージョン対応表の主キー列の値は更新できません。 (Workspace Managerは、システム・ビューを保持し、INSTEAD OFトリガーを作成することによって、これらの機能を実装します。
Workspace Managerの概要
デフォルトでは、Workspace Managerは、シード・データベースおよびデータベース・コンフィギュレーション・アシスタント(DBCA)を使用して作成されたすべてのデータベースにインストールされます。カスタマイズしたプロシージャで作成したデータベースなど、他のOracleデータベースでWorkspace Managerの機能を使用するには、そのデータベースにWorkspace Managerをインストールしておく必要があります。
カスタム・データベースでのWorkspace Managerのインストール
簡単にまとめると、
- 表のデータをバージョン管理する機能。
- DBCA でデータベースを作成すると、インストールされる。
- 自前でSQLスクリプトを使ってデータベースを作成する場合は、
/rdbms/admin/owminst.plb を実行しないとインストールされない。
ということかな。