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不器用で落着きのない技術者のメモ

2009年を振り返って

2009年は変化の多い一年だった。
2006年からフリーランスになり、金融機関でアプリケーション担当エンジニアとして上流行程に携わっていたが、1つ強みを作りたいと思い2008年11月から Oracle Database 関連の案件のみに参画するようにした。6月頃にふと思い立って、「この会社なら入ってみたい」と思う会社数社に応募してみた。多分無理だけど、まずは面接受けてみて、今の自分に何が足りないのかを明確にして、しばらくフリーランスで修行して、1・2年したらまたリトライしてみようというノリで。そしたら、なぜか第一志望から内定を頂いて、2009年10月に転職して、約4年ぶりに会社員になった。


今年はいくつかのイベントに参加した。
4月の Oracle Open World Tokyo では、愛読書の著者小田圭二さんに直接質問をぶつけることができ、id:wmo6hash さんのすばらしいセッションを拝見することができ、以前一緒に仕事をさせていただいた id:ktugu さんと再会できたり。その後、小田圭二さんに おら!オラ!オラクルid:wmo6hash さんに Oracle 8i Internal Services: for Waits, Latches, Locks, and Memory を紹介して頂いて読んでいますがすばらしい本です。こういうのはやはりその道のエキスパートに直接聞くのが一番だと思った。Oracle 以外でも、Shibuya.pmSeasar Conference、Debug Hacks Night、Genesis Lightning Talks などに参加し、いろいろ出会いがあった。


精神面でも変化があったと思う。
これまでの座右の銘は「天は自ら助くる者を助く」だったが(ある方からのパクリですが)。今年はそれに、「人事を尽くして天命を待つ」を加えた。「悪い結果を不安に感じたら、結果を良くするために今できることをする。結果をあれこれ考える時間があったら、結果を良くために今できることをする。」というヤツ。自分に対して、もうちょっと Easy going でいいんじゃないのと思う今日このごろ。


もう年が変わりそうなので、てけとーなまとめになった。そして、来年の目標は来年書くことにした。


追記(2010/01/01):
今年は小中規模の Oracle Database の設計・構築・運用・パフォチューのベストプラクティスのまとめと運用・監視ツールの開発をしたい。Max Gauge のミニマムでオープンソースなの作れたら面白いなと思う。マニアックな領域に踏み込む一方で、難しそうなことをやって自己満足しないようにする。知らない人に絵を描いて説明できるくらい深く理解するようにする。マインドマップとかUMLとかオレオレの図とか使ってなんとなくじゃなくて、厳密に仕組みを説明できるようにしたい。基本を大切にする。仕事でやったことは総括して反省点と改善案をまとめる。